ファクタリング会社の選び方のポイントを解説

ファクタリング会社の選び方のポイント

近年、徐々に広まってきた資金調達方法であるファクタリング。

ファクタリングを利用してみよう!と思って調べると、ファクタリング会社の多さに驚くかと思います。

本記事では、ファクタリング会社の選びのポイントについて解説します。

目次

ファクタリング会社選びのポイント

順番に解説します。

ファクタリングの契約形態

ファクタリングには「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類の契約形態があり、どちらを利用するかをまずは考える必要があるでしょう。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで大きく異なる点は「手数料」と「調達スピード」、「取引先にファクタリング利用を知られるかどうか」という点です。

2社間ファクタリングは自社とファクタリング業者だけで取引が完結するため、取引がスピーディで、かつ取引先(売掛先)にファクタリングの利用を知られる事はありません。しかし、その分手数料は高くなります。一般的な手数料相場は10~20%ほどです。

3社間ファクタリングは自社とファクタリング業者だけでなく、取引先(売掛先)とも連携を取って取引を行います。したがって、取引は2社間ファクタリングと比較してスピードが遅くなりますし、ファクタリングの利用も当然取引先に知られてしまいます。しかしその反面、ファクタリング会社にとって売掛金の未回収リスクが下がり、手数料が安くなります。手数料相場は1~6%ほどです。

2社間/3社間のどちらのファクタリングを行うかよく考え、ファクタリング会社にを選ぶようにしましょう。業者の中には2社間ファクタリングしか行わない業者も存在します。

オンライン対応しているか

従来のファクタリングではファクタリング会社へ出向き、対面での面談を元に審査が行われるのが一般的でした。

しかし近年では、対面での面談を必要としないオンライン完結型ファクタリングサービスも増えてきました。対面での面談をする必要が無いので交通費や移動時間などのコストがカットでき、調達スピードが早く、手数料が安くなっている場合が多いです。

新型ウイルスの流行もあり、特に問題がなければオンライン対応しているファクタリング業者がおすすめですが、「実際に会って話を聞きたい」というような方は対面式のファクタリング業者を利用した方が良いでしょう。

信頼度

残念なことではありますが、他の業界と比較してファクタリング業界は悪徳業者が多いです。

したがって、ファクタリング会社の「運営歴」や「プレスリリースやHPで積極的に情報開示をしているか」等は

確認したいところです。

しかし実際に見積り依頼してみないと分からない部分も多いと思います。

実際に見積り依頼してみて、「強硬な態度をとられないか」「貸付/融資を提案してこないか」「担保や保証人を要求されないか」等がないかはどうかはしっかり確認しましょう。

手数料の透明性

ファクタリング会社の公式サイトは、「手数料1%~」と下限が強調されて、上限を明記されていない場合も多く見られます。

しかしながら、下限は相当に稀なケースが多く、あまり参考にしてはいけません。2社間ファクタリングの場合、実際に手数料が1%になるなんて事は殆どなく、大体10~20%になることが殆どです。

手数料重視でファクタリング会社を選ぶときは、手数料の下限ではなく手数料の上限を確認することが重要です

また、手数料以外にも「債権譲渡登記の費用」などが発生する事もありますので、見積り依頼をする際はトータルの手数料がいくらで、最終的に調達可能な資金はいくらになるのかしっかり確認しましょう。

調達スピード

手数料と同様に、「入金最短○○」のように最短時間を強調して表記しているファクタリング会社が多いです。

しかしいくら最短時間が短くても、実際にかかる平均時間が遅くてはあまり意味がありません。

利用者の状態や売却する売掛債権によって審査に必要な時間は変わってくるので一概には言えませんが、入金スピードを重視するのであれば下記をチェックすると良いでしょう。

  1. 2社間ファクタリングに対応しているか
  2. オンラインでやり取りが完結できるか
  3. 公式サイトに即日振込率を記載しているか

調達スピードを意識する場合、①②が特に重要になります。

債権買取可能額の上限と下限

ファクタリング会社によって売掛債権の買取可能額は変わってきます。

ファクタリング会社によっては買取可能額の条件を満たせてなく断られるケースもありますので、請求書の金額が100万円以下、もしくは1000万円以上の方は特に注意が必要です。

基本的にファクタリング会社の公式HPには売掛債権の買取可能上限額と下限額が記載されていますので、しっかり確認しておくようにしましょう。

個人事業主、フリーランスでも利用は可能か

フリーランスや個人事業主は法人と比較してどうしても信用度が低くなってしまい、ファクタリング業者からすると回収不能リスクが高くなってしまう為、法人としか取引しない場合も多いです。

もしフリーランス、個人事業主がファクタリングを利用したい場合、ファクタリング業者がフリーランス、個人事業主とも取引可能かは必ず確認するようにしましょう。

少額取引限定になりますが、フリーランス、個人事業主をメインターゲットとしているファクタリング会社もありますので、そちらを利用してみるのもおすすめです。

まとめ

本記事ではファクタリング会社の選び方と比較する上で重要なポイントをご紹介させて頂きました。

参考になりましたら幸いです。

最後に、クラウド資金調達はあらゆる資金調達方法の中からあなたに最適な資金調達方法をご提案するサービスを提供しております。

クラウド資金調達では、優良なファクタリング会社の中からご自身で自分に合ったファクタリング会社へ一括相見積もりを依頼する事も可能ですし、他の資金調達方法を選ぶ事も可能です。

もし「資金調達はよくわからない」「知識はあるが忙しくて手が付けられない」という方はクラウド資金調達のコンシェルジュサービスにて貴方に合った最適な資金調達方法をご提案可能です。

資金繰りにお悩みの方は是非お気軽にご相談ください。

\ 優良ファクタリング会社を自分で選択! /

\ ファクタリング以外の資金調達はこちらから! /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

クラウド資金調達は様々な資金調達方法の中から貴社にあった最適な資金調達方法をご提案するサービスです。資金調達でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

目次