みなさんは、マンションを選ぶ時には何を重視して選ぶでしょうか。選ぶ要素としては、「間取り」「立地」「価格」など色々とあると思います。
しかし、意外と知られていない要素として「天井高」「裏道」という2つのポイントがあるのです。
今回は、この2つの「意外と知らない物件選び」のポイントについて解説します。
天井高について
中古物件を購入する時には、実際に部屋を見ることができます。
しかし、新築物件の場合は、図面集とモデルルームで間取りは判断しなければいけません。
特に、下がり天井と梁には注意が必要です。なぜなら、図面集とモデルルームでは判断がしにくいからです。
モデルルーム
そもそもモデルルームは、不動産会社が「売りやすい部屋」を選んでいます。
つまり、下がり天井も少なく梁も少ない「良い部屋」を選んでモデルルームにしているのです。
しかし、マンションには何種類も部屋があり、モデルルームタイプの部屋を買うことの方が少ないです。
そのため、モデルルームの雰囲気に惑わされずに、きちんと図面集から間取りをイメージする必要があります。
図面集
ただ、図面集には下がり天井と梁の正確な数値まで記載していないことが多いです。
なぜなら、下がり天井などの細かい箇所は、工事が進むにつれて変わりやすい箇所だからです。
そのため、図面集に記載してしまうと、実際の数値と相違してしまうことが多いのです。
だからこそ、営業マンにキチンとヒアリングをしなければいけません。
大抵の図面集は下がり天井と梁の「位置」だけは記しています。
その「位置」に実物との相違がないかという点と、実際の高さをヒアリングしましょう。
工事途中の場合は正確に言えない場合もありますが、おおよその高さは営業マンが把握しています。
裏道について
マンションをはじめ不動産を選ぶときは、立地を重視する人が多いです。
立地とは、「駅距離」や「周辺施設」などのことを指します。特に駅までの距離は重要視されるポイントです。
実際に歩いてみる
駅までの道もそうですが、必ず実際に歩いてみましょう。
出来れば昼間だけでなく、夜も歩いてみた方が良いです。
夜道はガラっと雰囲気が変わったり、夜になると危険な道になったりすることもあるからです。
また、駅までの最短ルート以外も歩いてみましょう。
少し時間がかかるけど「歩きやすい道」であったり、「明るい道」であったり、別の裏道がある可能性もあるからです。
駅以外も歩いてみる
「駅」までは実際に歩いてみる人が多いですが、ほかの周辺施設は地図上だけの確認で終わる人も多いです。
ただ、実際に歩いてみたら、歩きにくい道であったり徒歩分数表記よりも時間がかかったりする場合もあります。
特に、学校や公園など子供が行く施設は必ず歩いてみましょう。
徒歩分数表記と地図だけでは分からないことはたくさんあります。
まとめ
このように、「天井高」「裏道」の2つは、物件を選ぶ上で大切なポイントになります。
しかし、物件を選ぶときは、価格や間取りなど、チェックすることが多いです。そのため、この2つのポイントは、ついつい忘れがちになるポイントでもあります。
特に天井高に関しては、不動産会社はわざわざ数値まで伝える義務はありません。
しかし天井高は、実物を見て一番ギャップを感じやすい「高さ」に関してのことなので、しっかりと確認しておきましょう。
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